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磯城嶋金刺宮伝承地

国への仏教の伝来が記される

磯城嶋金刺宮は、第29代欽明天皇が営んだ宮です。日本書紀には、欽明天皇の時、百済の聖明王から仏像や経文などが献じられ、我が国に仏教がはじめて公的に伝えられたことが記されています。この頃、仏教の受け入れについては賛否があったので、天皇は試しに大臣の蘇我稲目に仏像を授けて礼拝させました。※また、記紀によると、このころ大和朝廷の勢力は、任那を拠点に朝鮮半島へも広がっていたとされています。しかし、友好関係にあった百済の聖明王が新羅との戦で亡くなると、新羅により任那も滅ぼされてしまいました。欽明天皇は、任那の復興を期して新羅と戦いましたが、果たせなかったとされています。 ※仏教公伝の年については、日本書紀の記述によると西暦552年になりますが、『上宮聖徳法王帝説記』などによると西暦538年になり、後者が有力な説とされています。

記紀万葉の物語(履中天皇の条)

※記紀とは、奈良時代(AD.710~AD.794)に編纂された『古事記』『日本書記』のことを指し、日本の神話や歴史を伝えている日本で現存する最古の重要な歴史書である。