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ハイキングコース

記紀万葉の昔から人々が踏み固めた古道はハイキングに最適です。
山の辺の道や泊瀬道など豊かな緑に包まれ古代人が歩んだであろう道を夢とロマンをたずねながら歩いてみましょう。

 山の辺の道 <約7キロ・2時間のコース>

注釈:さらに天理市の崇神天皇陵、長岳寺を経て石上神宮まで約8キロ・2時間のコースです。

 

つば市-つば市観音堂-金屋の石仏-平等寺-大神神社-玄賓庵-桧原神社-穴師(みかん畑)-珠城山古墳-大兵主神社-景行天皇陵まで


金屋を起点につば市観音堂で影媛伝説に思いを馳せながら、三輪山の麓から北へ山裾を縫うように、日本最古といわれる山の辺の道が天理の石上神宮へ続きます。
三輪山を望みながら金屋の石仏から平等寺を過ぎると、三輪山をご神体として、西麓に鎮座するのが大神神社。大物主神を祀る日本最古の神社で、殊に繞道祭は「大和の正月は繞道祭で明ける」と言われるほど名高い祭りです。

玄賓庵の北、人麻呂が「いにしへにありけむ人もわが如か三輪の桧原に挿頭祈りけむ」と歌った辺りには、神殿はなく両袖をつけた独特の鳥居が静かに佇む桧原神社。天照大神を祀り、別名、元伊勢と呼ばれています。西に見える二上山からは、24歳という若さで悲劇の死をとげた大津皇子と姉、大伯皇女の悲しみが偲ばれます。
井寺池に映る三輪山や桃畑、弓月ケ岳の美しさ、箸墓、大和三山を望みながら道は天理へと続きます。

 泊瀬道 <約6キロ・2時間のコース>

つば市-脇本・黒崎の里-白山神社(万葉集発耀讃仰碑)-出雲(十二柱神社)-初瀬(門前町)-長谷寺まで


金屋のつば市から三輪山を左に見ながら行く泊瀬の道。
佐野の渡しを眺め、朝倉、初瀬、長谷寺へと初瀬谷に沿って続く、山々に囲まれた隔世の地。「こもりく」という枕詞で他界へのおそれと憧れを込めた激しく美しい挽歌が数多く残っています。
朝倉から脇本・黒崎の集落。白山神社境内には、万葉集発祥の記念碑「萬葉集発耀讃仰碑」があり、雄略天皇の求婚の歌から始まる「万葉集」はこの地から生まれました。さらに東には野見宿禰ゆかりの出雲集落があり、垂仁天皇のころ出雲(現在の島根県)の国から工人を連れ埴輪を作らせたことが今の「出雲人形」の始まりです。
この集落から東へ約1キロ、初瀬の町並みを経て長谷寺へ。長谷寺は西国三十三カ所、第八番の札所で新義真言宗豊山派の総本山。ボタンの寺として有名でシーズンの4~5月には、仁王門から本堂へ続く長い回廊のまわりをボタンの花が埋めつくします。本堂には、今も多くの人々に親しまれる十一面観音菩薩像が安置されています。

 いわれ、山田道 <約8キロ・3時間のコース>

つば市-磯城嶋金刺宮跡碑-茶臼山古墳-等弥神社-桜の井-土舞台-安倍文殊院-安倍寺趾-山田寺趾-飛鳥資料館まで

古代大和の代表的な土地、磯城島から近鉄大阪線を越え鳥見山、茶臼山を経て飛鳥へ至るいわれ、山田の道。
聖徳太子が百済より帰化した味摩之の伎楽舞を習わしめた故地、土舞台があり、毎年10月の第3週の土曜には桜井市民会館で幻想的な篝能が催されます。
そして、日本三文殊の第一霊場、安倍文殊院。合格祈願や学業成就を願うたくさんの絵馬が奉納されています。
さらに明日香への入口山田の里へ。蘇我倉山田石川麻呂が創建した山田寺は寺跡から当時の連子窓が出土し考古学上の脚光を浴びました。奈良興福寺の大仏頭は、この寺の本尊だったものです。

多武峯道 <約10キロ・5時間のコース>

桜井駅南口-聖林寺-崇峻天皇陵-下居-不動の滝-屋形橋-談山神社まで

桜井の町から南、寺川に沿って多武峯道があります。
多武峯への途中、寺川を渡り坂を登ると聖林寺。本尊の子安地蔵菩薩は大和一大きい安産と子授けの石仏。この寺には、天平時代の名作で国宝の十一面観音菩薩立像が安置されています。菩薩像の美しさに魅せられ毎年たくさんの人々が訪れます。
谷あいの道をたどり崇峻天皇陵から、倉橋のため池へ。別名を竜吟鏡と呼ばれる県下最大の農業用ため池です。
紅葉の名所、談山神社の本殿には藤原鎌足の木像が安置されています。御破裂山を背景に大和随一の紅葉に映える社殿や十三重塔の風格や優美さは見るものを圧倒します。

 忍阪・粟原道 <約6キロ・2時間のコース>

近鉄朝倉駅-宇陀ケ辻-舒明天皇陵-鏡王女墓-大伴皇女墓-石位寺(三尊石仏)-粟原廃寺まで
多武峰の一つ東の谷間をぬう道、神武天皇が菟田(今の宇陀地方)を経て、この谷間を通り奈良盆地に進出したといわれる粟原・忍阪から磯城島を結ぶ道が忍阪・粟原道です。
わが国で最古の石仏といわれる白鳳時代の三尊石仏がある石位寺、舒明天皇陵、鏡女王の墓、額田王が老後の身を養った終焉の地といわれる粟原廃寺などや古墳からは、古人のささやきが聞こえてくるようです。

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桜井市役所 まちづくり部 観光まちづくり課
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