令和元年度 「水道出前講座」開催報告

更新日:2022年03月01日

大福小学校と安倍小学校で出前講座を実施しました。

令和元年6月21日に大福小学校の4年生を、令和元年6月28日に安倍小学校の4年生を対象に、水道出前講座を行いました。 外山浄水場では毎年、施設見学を実施していますが、遠方で浄水場まで見学に来られない小学校のみなさまに、出前講座を実施しています。

浄水場見学のように実物を見ることができない為、映像(スライド・動画)や、実験、クイズなどを取り入れて小学生が退屈しない内容を心がけています。

映像(スライド・ビデオ)を使った水道の学習

スライドを使って、いつも使っている水道水がどこで、どのようにして作られているのか、またどれくらいの量が使われているのかなど、桜井市の水道について学習してもらいました。また、浄水場で実際に水がきれいになっていく様子をビデオで見てもらいました。沈澱池(ちんでんち)の水中映像をみて、「すごーい」「きれいになってる」といった声が上がっていました。最後に「水道クイズ」を行い、みなさん元気よく答えてくれていました。

大福小学校

大福小学校

安倍小学校での学習のようす

安倍小学校  

水をきれいにする実験(PACによる沈殿実験)

実際に浄水場で使用しているポリ塩化アルミニウム(PAC)という薬品をつかって、泥水をきれいにする実験を行いました。みなさん仲良く交代しながら実験をしてくれました。

実験中の様子 大福小学校にて

実験後の説明 大福小学校にて

実験中の様子 安倍小学校にて

実験後の説明 安倍小学校にて 実験の結果、よごれが沈殿(ちんでん)して泥水が透明な水になりました。浄水場にある沈澱池(ちんでんち)という大きな池では、同じ方法で水をきれいにしています。

ろ過池のモデルやタンク車を持って行きました

ろ過池の内部やしくみがわかるモデルを使って、実際によごれた水をろ過し、きれいな水が出てくる様子を見てもらいました。 10リットルのポリタンク1個より、5リットルを2個持つほうがバランスがよく、楽に運べることを体験してもらいました。 また、給水タンク車の展示や、タンク車が来た時のお願いを説明しました。災害や水道管の破損等により、水道水が出なくなったときは、このタンク車で水道水を運びますので、タンク車まで取りに来ていただきますよう、ご協力をお願いします。

水道水をおいしく飲む方法

水道水には、安全のために「塩素」が入っています。塩素は一般的に言われる「カルキ臭」の原因となり、それにより水道水がおいしくないと感じます。そこで、水道水にレモン汁を数滴入れる事によって、水道水の中の塩素が抜け、おいしく飲む事ができます。実際に、冷やした水道水にレモン汁を入れて飲んで頂いたところ、「美味しい」といった感想を多く頂きました。

水道水をおいしく飲む方法の体験

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