バックナンバー30（最終更新：平成28年1月1日）

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

市民の皆様には、輝かしい初春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

昨年の市長選挙におきまして、2度目の当選をさせていただき、引き続き市政運営を担わせていただくことになりました。今回の無投票での再選は、「この4年間は任せた」というメッセージであると受け止め、身の引き締まる思いです。 一昨年の12月、奈良県とのまちづくりに関する包括協定を結び、懸案であったまちづくりが大きく動き出しました。これに加えて国の地方創生の風もあり、桜井市は、5か所の包括協定対象地区（中和幹線粟殿近隣周辺、大神神社参道周辺、近鉄大福駅周辺、長谷寺門前町周辺、桜井駅前周辺）や、纒向遺跡を中心とするまちづくりに取り組んでいます。 また、なら食と農の魅力創造国際大学校、その研修施設であるオーベルジュ棟を中心とする安倍地区のまちづくりに取り組み、中山間地各地域に小さな拠点形成を行い、これらサブ拠点と中心拠点である桜井駅周辺地域を公共交通で結んだ、「多極ネットワーク型のまちづくり」にも取り組みます。 桜井市の財政はまだまだ厳しい状況にあります。しかし、国や県の支援を得て、まちづくりにわずかではありますが、明るい光が見えてきました。見えてきた光を確実なものとし、市民の誰もが「明日の桜井」に夢を持つことができるようなまちづくりに取り組んでまいります。 本年も皆様にとりまして良き年となりますようご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。

桜井市長  松井   正剛