バックナンバー51（最終更新：平成29年1月1日）

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 市民の皆様には、輝かしい初春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。 さて、私たちの桜井市は、ここ数年、地域経済の衰退の中で、元気と活力を無くしていましたが、昨年、市制60周年という大きな節目の年を迎えたなかで、懸案であった「まちづくり」が大きく動き出しました。 まず、昨年の8月1日には、旧奈良県総合庁舎跡に「健康、子育て、医療、福祉」の拠点となる保健福祉センター「陽だまり」をオープンいたしました。 また、「まち・ひと・しごと総合戦略」を策定し、桜井駅前のまちづくりをはじめ、粟殿近隣周辺、大神神社参道周辺、近鉄大福駅周辺、長谷寺門前町周辺の4ヶ所のまちづくり拠点や、各地域の小さな拠点を公共交通で結ぶことにより、桜井市全体のまちづくりである「多極ネットワーク型のまちづくり」に取り組もうとしています。 財政的にまだまだ厳しい桜井市でありますが、将来の世代に最善の形で託せるように、10年先、20年先の桜井市が、市民の皆様にとりまして、夢の持てるまちになりますよう、全力で取り組んで参ります。 結びに、本年も皆様にとりまして良き年となりますようご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。   桜井市長  松井  正剛