バックナンバー80(最終更新:平成31年1月1日)

更新日:2022年03月01日

平成31年新年ご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

市民の皆様には、輝かしい初春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。 昨年は、災害が非常に多く発生いたしました。6月の大阪府北部地震を皮切りに、7月には西日本を中心とした集中豪雨、8月から9月にかけては多くの台風が襲来、そして、北海道胆振地震と、本当に多くの災害が発生し、多くの方が被災されました。被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く復旧、復興できますようお祈り申し上げます。

本市に目を向けますと、9月には台風が襲来するなどしたものの、幸いにして大きな被害には至りませんでした。しかし、例年にも増して自然の猛威を目の当たりにしたことで、「防災」「減災」の取り組みが非常に重要になってくるという思いを強くしたところです。 さて、今年は、本市が取り組んできました「まちづくり」が、いよいよ大きく動き出す年になります。

平成26年12月に奈良県とのまちづくりに関する連携協定(包括協定)を市内5か所のエリアで締結し、翌年の10月に策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」における重点プロジェクトと位置づけ、取り組みを進めています。

桜井駅周辺地区では、新たな賑わいと交流を創り出すことを目的に「エルト桜井」の大規模改修に着手し、この春のリニューアルオープンを目指し、工事が進んでいます。

また、まちづくり会社とも連携しながら、空き店舗の活用を進めるとともに、北口にホテルを誘致し、現在、建設工事が進められています。

大神神社参道周辺地区では、県が実施する参道整備事業がいよいよ工事の段階に入ります。市が実施する三輪駅周辺整備事業などとともに、取り組みを進めています。

中和幹線粟殿近隣周辺地区、近鉄大福駅周辺地区、長谷寺門前町周辺地区においても、それぞれ特色をもったまちづくりが進められています。

このように、まちづくりがいよいよ目に見える形であらわれてきております。財政的には、まだまだ厳しい状況ではありますが、国・県からの支援を活用しながら、自らも行財政改革に取り組むことで、将来の世代に最善の形として託せるよう、全力で「まちづくり」に取り組んで参りたいと考えております。 少子高齢化時代を迎え、本市を取り巻く環境は厳しく、様々な課題が山積しています。まちづくりをはじめ、防災・減災、福祉、教育など様々な分野で課題解決に取り組み、10年先、20年先の桜井市が、市民の皆様にとりまして、夢の持てるようなまちになるよう、私が先頭に立って、桜井市全体で取り組んでまいります。 本年も皆様にとりまして良き年となりますようご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。  

桜井市長  松井正剛

2019新年市長写真

お問い合わせ

桜井市役所 市長公室 秘書課
〒633-8585 桜井市大字粟殿432-1
電話:0744-42-9111(内線1161)
ファックス:0744-43-8524
メールフォームによるお問い合わせ