熱中症に注意しましょう!

更新日:2024年05月20日

熱中症は、暑い環境で体温の調整ができなくなった状態で、屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し、場合によっては命にかかわることもありますが、適切な予防法によって防ぐことができます。熱中症を正しく理解し、自分の体調の変化に気を付けるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

 

熱中症を予防するためのポイント

1. 暑さを避けましょう!

  • 扇風機やエアコンで温度をこまめに調節しましょう。
  • 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用しましょう。
  • 外出時には日傘や帽子を着用しましょう。
  • 天気の良い日は日陰の利用、こまめな休憩を取りましょう。
  • 吸湿性・速乾性のある通気性のよい衣服を着用しましょう。
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やしましょう。

2.こまめに水分を補給する!​​​​​​

  • 室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分・塩分などを補給しましょう。(1日あたり1.2Lが目安)

3.日ごろから体調管理をしましょう!

  • 規則正しい食事、十分な睡眠等で、日々の体調を管理しましょう。
  • 体調が悪いと感じたときは、決して無理をしない、自宅で休む、早めに医療機関に受診するようにしましょう。

熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対するからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。また、子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。

4.熱中症の症状

このような症状があれば、熱中症を疑いましょう。

  軽度:めまい・立ちくらみ・筋肉痛・大量の発汗

  中度:頭痛・吐き気・倦怠感(体がだるい)・虚脱感

  重度:意識がない・痙攣している・からだが熱い・返事がおかしい

5.応急処置(熱中症が疑われる人を見かけたら)

  • 涼しい場所へ:エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ避難する
  • からだを冷やす:衣服をゆるめ、からだを冷やす(首の周り、脇の下、足の付け根など)
  • 水分補給:水分・塩分、経口補水液などを補給する

自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう‼

6.  関連情報を活用しましょう!

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