桜井市一般廃棄物循環型社会基盤施設 廃棄物循環型社会を目指して

更新日:2022年03月01日

かけがえのない地球環境を守り、素晴らしい未来のために

近年の経済規模の拡大や、生活様式の変化に伴い、私たちの生活の中から排出されるごみの量は年々増加し、質的にも多様化し、その処理において環境への影響が問題となっています。

このような状況の中、私たちのかけがえのない地球環境を守るため、廃棄物を適正かつ衛生的に処理するとともに、廃棄物の減量、リサイクルの推進により廃棄物循環型社会を構築することが重要な課題となっております。

このことから桜井市では、平成12年度より環境にやさしい、市民の皆様に安心して利用していただける施設整備事業を進めてまいり、「桜井市一般廃棄物循環型社会基盤施設」がお陰様をもちまして3年にわたる工期をへて、このたび完成の運びとなりました。

本施設は、最新の技術を導入し環境への影響を最小限に抑え、環境保全には万全を期すとともに、衛生的かつ安全面に配慮した近代的な循環型社会施設です。また、リサイクルプラザを併設することにより、資源の有効利用を考え、市民の皆様に気軽にごみ減量・リサイクルについて学習していただける場となるものと確信しています。

地球環境の保全と「廃棄物循環型社会」に向けて

 

環境にやさしい施設 Ecology and Recycle

私たちをとりまく廃棄物問題の現状

生活が物質的に豊かになる一方で、廃棄物は大量に排出され、最終処分場の残余容量の逼迫、焼却施設からのダイオキシン類の発生、不法投棄の増大等廃棄物をめぐる様々な問題が指摘されています。

廃棄物の量の増大や質の多様化の背景には、「使い捨て文化」の氾濫と廃棄物を考慮しない社会経済システムがあります。私たちが便利で豊かだと信じてきた手間のかからない生活は、人々の身体にも環境にも悪い影響を与え、様々な面でひずみを起こしてきています。

一人ひとりが自分自身の問題として捉え、市民・事業者・行政が協働しなければ、取り返しのつかない事態となることでしょう。

循環型社会のしくみ

  1. 発生抑制
    使えるものでも捨てていませんか?
    長持ちするものを作ること、ものを大事に長く使うことが大事です。
  2. 再使用
    使い終わったものでも、繰り返して利用を!
  3. 再生利用
    マテリアルリサイクル
    再使用できないものでも、資源としてリサイクルを!
  4. 適正処分
    処分するのは、どうしても使えないものだけです。
    そのときは、きちんとした処分を!
循環型社会のしくみ

市民・事業者・行政の協働

地球規模での環境問題が深刻になりつつある現在、資源の有効利用と環境負荷の低減が緊急課題となっています。これからの廃棄物対策は、単に排出されたごみを焼却して埋め立てるだけにとどまらず、廃棄物の減量化、リサイクルを推進し、そのうえでなお処理しなければならない廃棄物について、安全かつ適正に処理するという資源循環型への転換が求められています。

そのためには、市民・事業者・行政がそれぞれの役割を明確にし、お互いに協力し合い積極的な取組みを展開していく必要があります。

資源循環型社会の実現のためには、何よりも廃棄物に対する意識改革が必要であり、また、それぞれの立場でリスクを背負わなければなりません。行政はあらゆる施策を通して廃棄物の排出抑制及び適正処理に関して、市民や事業者に協力を求めるための啓発を図るとともに、それらの指導推進を行っていきます。

環境にやさしいまちづくりを目指して

かけがえのない地球環境を次世代に受け継ぐため、私たちは今までの生活様式を見直し、健康で快適な生活を支える生活環境の整備を進め、環境への負荷の少ない循環型社会の実現を目指すとともに、緑豊かな自然環境の保全を進めなければなりません。

このためには、一人ひとりが人間と環境との関わりについて理解と認識を深め、環境に配慮した生活を行っていくことが必要です。また、幼児期からの環境教育を推進し、より良い環境づくりや環境保全に配慮した行動がとれる人間を育成し、持続可能な社会を確立することが重要な課題です。

私たちにできることは何なのか、みんなで真剣に考えてみてください。できることから、少しずつでも始めましょう。美しい地球を子供たちに残すために・・・。

桜井市一般廃棄物循環型社会基盤施設

桜井市グリーンパーク

施設概要

施設名

  桜井市一般廃棄物循環型社会基盤施設

所在地

  奈良県桜井市大字浅古485番地の1 他

総事業費

  82億4,565万円

事業年度

  平成12年度~平成14年度

建築規模

  敷地面積(ごみ処理施設)  33,365平方メートル

建築面積

  焼却炉棟 4,150平方メートル

  リサイクルプラザ 5,052平方メートル

  リサイクルセンター棟 1,600平方メートル

  ストックヤード棟  1,142平方メートル

  管理・工房棟 2,310平方メートル

延床面積

  焼却炉棟 8,970平方メートル

  リサイクルプラザ 9,790平方メートル

  リサイクルセンター棟 3,810平方メートル

  ストックヤード棟 1,112平方メートル

  管理・工房棟 4,868平方メートル

駐車場(全体面積)

  14,000平方メートル

駐車場(車庫棟)

  996平方メートル

最終処分場

  埋立面積 5,400平方メートル

  埋立容積 30,000

  敷地面積 35,000平方メートル

浸出水処理施設

  処理能力 55

し尿処理場

  敷地面積 6,776平方メートル

桜井市グリーンパークとは・・・

ごみ焼却炉・リサイクルプラザ(リサイクルセンター・ストックヤード・管理・工房)及びし尿処理場を総称して、桜井市グリーンパークといいます。

リサイクルプラザは、分別収集による資源のリサイクルを考えるとともに、市民の皆様が気軽に利用できる環境学習機能、市民工房を併せ持つことにより、今までのごみ処理施設のイメージを一新し、市民の皆様にふれあい交流の場として活用していただけるように整備された施設です。

桜井市グリーンパークの構成
グリーンクラフト館は、平成21年4月から当分の間休館しています。

お問い合わせ

桜井市役所 環境部 環境総務課
〒633-0052 桜井市大字浅古485-1
電話:0744-45-2001
ファックス:0744-45-2002
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