学校給食センター施設情報

更新日:2022年03月01日

給食センター全景

平成29年12月に竣工した学校給食センター平成29年12月に竣工し、平成30年3月1日から市内小中学校全校へ給食を提供しています。  

安全で衛生的な調理環境

新しい学校給食センターは、学校給食衛生管理基準に基づき、HACCP(ハサップ)

の概念による衛生管理に配慮したドライシステム

を採用しています。 内部は壁やカウンター、冷蔵庫などで「汚染作業区域」と「非汚染作業区域」に仕切られ、調理員は直接両区域を行き来できないようになっているとともに、作業の流れを一方向にして交差汚染を防止します。   ※HACCP(ハサップ)とは、危害要因分析重要管理点といい、食材などの受入から調理、配送までのすべての工程において、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性のある危害要因を科学的根拠に基づき管理する方法のことです。 ※ドライシステムとは、調理場の床が乾いた状態を保つ調理システムのことで、これにより、調理場の湿度の上昇を抑え、雑菌の繁殖を防ぐことができます。

調理場概要図

学校給食センターの設備

エントランス

一階エントランスは各所に吉野杉を使用し、桜井市らしい玄関ホールです。

アレルギー相談室

食物アレルギーを持つ児童生徒の保護者と面談を行います。

検収室

納品された食材を確認し下処理室や冷蔵庫等に運びます。納品時にはエアカーテンを使用して、外からの埃や虫等の侵入を防ぎます

下処理室(野菜類)

納品された野菜の下処理を行います。洗い終わった野菜はパススルーカウンターや冷蔵庫越しで受け渡しします。

下処理室(肉・魚類)

給食に使う肉や魚類をここで下処理をします。準備のできたものは奥にある冷蔵庫を通して揚物・焼物・蒸し物室へ渡されます。

プレハブ冷蔵庫・冷凍庫

納入を受けた肉や魚類・冷凍食品を調理まで保管します。庫内温度はコンピュータに集約され一元管理します。

煮炊き調理室

1台当たり最大1,700食調理可能な大きな回転釜を10台、和え物用の食材を調理するスチームコンベクションオーブンを1台備えています。

揚物・焼物・蒸し物室

業務用の大型フライヤーや4台のスチームコンベクションオーブンで揚物や焼物などの調理をします。

和え物室

煮炊き調理室で調理した和え物用の食材を、真空冷却器で急速冷却したのち和え物を作ります。和え物の配食は専用の保冷バッグを備えた食缶で行います

アレルギー専用調理室

食物アレルギーを持つ児童生徒のためにアレルゲンを除去したアレルギー対応給食を調理します。アレルギー対応給食は専用の容器に配缶します。

コンテナ室

食器を入れたコンテナごと消毒できる乾燥機が設置されています。

洗浄室

食缶、食器、コンテナとそれぞれ洗浄可能な最新の洗浄機を導入しています。

食育の拠点として

新しい学校給食センターの2階は、展示ホールや多目的研修室で給食調理の様子や展示を通じて食育の拠点として活用しています。 (現在、新型コロナウイルス感染予防のため、見学等は実施していません)

展示ホール

「給食ができるまで」や桜井の食材などの紹介をします。また、見学窓からは煮炊き調理室の様子が直接見えるほか、大型ディスプレイで他の調理室の状況を見ることができます。

見学窓

展示ホール・多目的研修室からは見学窓で煮炊き調理室の状況を直接見ることができます。そのほかの調理室の状況は、大型ディスプレイにリアルタイムで表示されます。

多目的研修室

最大81名収容できる研修室です。食育や給食への理解を深めるための学習を行います。

食缶・食器

保温食缶

配食に使う食缶は二重構造の保温性に優れたものを使用しています。和え物等で冷たい料理の場合でも、保冷バッグを使用し冷たいまま配食しています。

アレルギー食用容器

教室での誤配を防ぐため、アレルギー対応給食は児童生徒毎に一人分を入れた状態で配食しています。

給食用食器

給食用の食器は、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂製の食器を使用しています。 PEN樹脂は丈夫であり、カレーやトマトソースの色付が起こりにくい、また比重が水より重いため洗いやすいことから近年学校給食用食器で多く採用されています。

地図情報

お問い合わせ

桜井市立学校給食センター
〒633-0002 桜井市大字金屋136-1
電話:0744-44-2200
ファックス:0744-46-1500
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