市立埋蔵文化財センター
桜井市立埋蔵文化財センター入館者18万人達成
10月29日に桜井市立埋蔵文化財センターの累計入館者が18万人を迎えました。記念すべき18万人目のお客様は千葉県千葉市在住の小林みやさんでした。小林さんは「今日は1人でゆっくり展示物を見ようと思って千葉からやってきました。思いがけないことですがとてもうれしい。」と喜びの様子でした。
小林さんには認定書と当館のオリジナルグッズなどの記念品をお渡ししました。
これまで来館いただいた皆様にも厚く感謝申し上げます。
これからも桜井市立埋蔵文化財センターをどうぞよろしくお願いいたします。

市内には数多くの文化財が残されています。
埋蔵文化財センターは文化財の保護および調査・研究を行う施設で、館内には市内各地からの出土品を紹介する展示収蔵室もあります。
令和7年度 特別展「纒向の王を支えた人々 -纒向遺跡の方形周溝墓とその周辺-」を開催します
会期:令和7年10月1日(水曜日) ~ 令和7年11月30日(日曜日)
桜井市立埋蔵文化財センターでは上記の期間、令和7年度特別展『纒向の王を支えた人々 ‐纒向遺跡の方形周溝墓とその周辺‐』を開催いたします。
纒向遺跡には箸墓古墳のような壮大な古墳だけでなく、小規模で地味な墳墓も存在します。今回取り上げる墳墓はそのひとつ、方形周溝墓です。方形周溝墓は弥生時代から続く伝統的な墓の形式ですが、前方後円墳が築造される纒向遺跡でも連綿と築造されるのです。大規模な古墳のかたわらで方形周溝墓を営み、葬られた人々はどのような存在だったのでしょうか。展示を通じて考えてみたいと思います。
纒向遺跡全景
東田大塚古墳隣接地の壷棺墓
纒向遺跡の方形周溝墓群航空写真
方形周溝墓出土土器

特別展関連講演会
第1回 令和7年10月17日(金曜日)
「今回の展示の狙いと見どころ」森暢郎(桜井市立埋蔵文化財センター)
「弥生時代の方形周溝墓-大福遺跡を中心として-」丹羽恵二(桜井市纒向学研究センター)
第2回 令和7年11月21日(金曜日)
「桜井市域の古墳築造動態と纒向遺跡の方形周溝墓」森暢郎
時間:第1回 午後1時30分から午後4時20分
第2回 午後1時30分から午後3時20分
場所:いずれも桜井市立埋蔵文化財センター2階 多目的室
定員:先着50名
(注)聴講には入館料が必要です。(市内在住の方・中学生以下の方は無料)
展示室開室時間
午前9時~午後4時30分(入室は午後4時まで)
展示室閉室日
毎週月曜日・火曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月27日~1月6日)
展示室開室カレンダー(黒塗りは閉室日に当たります)
料金
一般 200円(団体20名以上:150円)
市内在住の方・中学生以下の方は無料
所在地
〒633-0074 奈良県桜井市芝58番地の2
電話番号 0744-42-6005
交通
近鉄・JR桜井駅下車、天理駅行バスで 三輪明神参道口下車、北へ徒歩2分
JR三輪駅下車、徒歩西へ10分


更新日:2025年10月30日