市立埋蔵文化財センター
市内には数多くの文化財が残されています。
埋蔵文化財センターは文化財の保護および調査・研究を行う施設で、館内には市内各地からの出土品を紹介する展示収蔵室もあります。
令和7年度 特別展「纒向の王を支えた人々 -纒向遺跡の方形周溝墓とその周辺-」を開催します
会期:令和7年10月1日(水曜日) ~ 令和7年11月30日(日曜日)
桜井市立埋蔵文化財センターでは上記の期間、令和7年度特別展『纒向の王を支えた人々 ‐纒向遺跡の方形周溝墓とその周辺‐』を開催いたします。
纒向遺跡には箸墓古墳のような壮大な古墳だけでなく、小規模で地味な墳墓も存在します。今回取り上げる墳墓はそのひとつ、方形周溝墓です。方形周溝墓は弥生時代から続く伝統的な墓の形式ですが、前方後円墳が築造される纒向遺跡でも連綿と築造されるのです。大規模な古墳のかたわらで方形周溝墓を営み、葬られた人々はどのような存在だったのでしょうか。展示を通じて考えてみたいと思います。

纒向遺跡全景

東田大塚古墳隣接地の壷棺墓
纒向遺跡の方形周溝墓群航空写真
方形周溝墓出土土器

特別展関連講演会
第1回 令和7年10月17日(金曜日)
「今回の展示の狙いと見どころ」森暢郎(桜井市立埋蔵文化財センター)
「弥生時代の方形周溝墓-大福遺跡を中心として-」丹羽恵二(桜井市纒向学研究センター)
第2回 令和7年11月21日(金曜日)
「桜井市域の古墳築造動態と纒向遺跡の方形周溝墓」森暢郎
時間:第1回 午後1時30分から午後4時20分
第2回 午後1時30分から午後3時20分
場所:いずれも桜井市立埋蔵文化財センター2階 多目的室
定員:先着50名
(注)聴講には入館料が必要です。(市内在住の方・中学生以下の方は無料)
展示室開室時間
午前9時~午後4時30分(入室は午後4時まで)
展示室閉室日
毎週月曜日・火曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月27日~1月6日)

展示室開室カレンダー(黒塗りは閉室日に当たります)
料金
一般 200円(団体20名以上:150円)
市内在住の方・中学生以下の方は無料
所在地
〒633-0074 奈良県桜井市芝58番地の2
電話番号 0744-42-6005
交通
近鉄・JR桜井駅下車、天理駅行バスで 三輪明神参道口下車、北へ徒歩2分
JR三輪駅下車、徒歩西へ10分
更新日:2025年10月01日