風しん対策について
【県補助事業】妊娠を希望する人及び配偶者への風しん抗体検査について
妊娠前半期の女性が風しんにかかると、胎児が心疾患や白内障、難聴など「先天性風しん症候群」と呼ばれる症状を発症することがあります。予防のためには、妊婦や周囲の方々が風しんの免疫をもち、風しんにかからないことが重要です。風しんの免疫が十分あるかどうかは「風しん抗体検査」の結果が目安となります。
奈良県では、主にこれから妊娠を希望される方(配偶者を含む)を対象に、令和7年9月1日から令和8年2月28日までの間、県内の指定医療機関において、風しんの抗体検査を無料で実施しています。
対象となる方や検査を受ける方法など、詳しくは奈良県のホームページ、または中和保健所(0744-48-3037)へお問い合わせください。
風しん第5期定期接種について
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性を対象に、令和7年3月31日までの間、風しんの第5期として風しんの抗体価を検査し、不十分であった場合、麻しん風しん混合ワクチンの接種が受けられる風しんの追加的対策事業が行われていました。
令和6年度、国内の麻しん風しん混合ワクチンの偏在等が生じたことを理由に、令和7年3月31日までに接種が受けられない人がいらっしゃる状況に対して、令和7年3月31日までに抗体検査を受け、定期予防接種対象者と診断されている方へ予防接種特例措置として実施の延長を行なうこととなりました。
令和7年3月31日までにクーポン券を使用等で、風しん抗体検査を行い、その結果として予防接種の必要な風しん抗体価であるにもかかわらず、予防接種を受けることが出来なかった人は、2年間に限り定期予防接種として接種が可能となります。
接種を希望される場合は、事前に手続きが必要ですので、けんこう増進課(0744-45-3443)までお電話ください。
更新日:2025年09月01日