バックナンバー65（最終更新:平成30年1月1日）

明けましておめでとうございます。 平成30年の希望に満ちた新春を、市民の皆様方と共に迎えることができますことをお慶び申し上げます。 はじめに、昨年の10月下旬に、台風21号と22号が相次いで近畿地方に接近しました。桜井市では幸い人的被害はなかったものの、市内各所で土木・農林関係の被害が多発しました。 被災された方に心からお見舞い申し上げますとともに、引き続き復旧対応に全力を挙げてまいります。 さて、桜井市では地方創生の波に乗るべく、平成26年に奈良県との間で「まちづくりに関する包括協定」を市内5か所のエリアで締結し、また一昨年には「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定して、鋭意まちづくりに取り組んできましたが、中和幹線粟殿近隣周辺地区においては、平成28年度に保健福祉センター「陽だまり」が開所し、また、県との協定以外のエリアでも学校給食センターを新築し、今年3月から市内小中学校への給食提供を予定するなど、ここにきて、随所で目に見える成果が現れてきているように思われます。 依然として厳しい財政状況にある桜井市ではありますが、本年は、ようやく動き出したこのまちづくりの動きを確かなものにする勝負の年であるとの決意をもって、歴史と自然豊かな「万葉のふるさと」であるこの桜井市に往年の賑わいを取り戻すため、全力で取り組んで参りたいと思います。 結びに、本年が皆様方にとりまして幸多き1年となりますことを祈念いたします。