「緊急地震速報」を理解しよう

更新日:2022年03月01日

「緊急地震速報」を理解しよう

「緊急地震速報」とは、震源近くの観測点で地震(P波、初期微動)をキャッチし、位置、規模、想定される揺れの大きさを予測し、地震による強い揺れ(S波、主要動)が到達する数秒から数十秒前に強い揺れが迫っていることをお知らせする情報です。

この情報を聞いて、大きな揺れが始まる前に防災行動を取ることにより、地震による被害を軽減することが期待されます。

ただし、震源に近い地域では、「緊急地震速報」が強い揺れに間に合わないことがあります。

  1. 地震発生
  2. P波をキャッチ
  3. (数秒後) 情報発表 :この短い間に身を守るための行動を取る必要があります(震源から離れるほど猶予時間が長くなります)
  4. S波到達

詳しくは、下記をご覧ください。

緊急地震速報の原理

地震速報の原理のイラストイメージ画像

(注意:ただし、震源に近い地域では、「緊急地震速報」が強い揺れに間に合わないことがあります。)

  • 地震の揺れは、震源から波紋のように波(地震波)として伝わります。
  • 地震波は主に、カタカタ揺れる波(P波)とユサユサ揺れる波(S波)があります。
  • 地震が起こると、最初にP波が伝わり、次に強い揺れのS波が伝わります。
  • 地震による被害は、主にユサユサ揺れる波(S波)によってもたらされます。

緊急地震速報

強い揺れが来ます!(揺れの予告)イメージ画像

「危険回避」!イメージ画像

「強い揺れが来ます!」という緊急地震速報(揺れの予告)をテレビなどで知り、速やかにテーブルの下など安全な場所に避難し、危険を回避する。  

このように緊急地震速報を有効に活用するためには、緊急地震速報を見聞きした際に適切に行動できるように「訓練」しておくことが必要です。

問い合わせ先

奈良地方気象台 電話:0742‐22‐2556

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