【屋外放送を実施します】全国瞬時警報システム(Jアラート)の試験放送の実施について
全国瞬時警報システム(Jアラート)とは?
Jアラートとは、弾道ミサイル情報、緊急地震速報等、対処に時間的余裕がない事態に関する緊急情報を人工衛星及び地上回線を通じて国(内閣官房、気象庁から総務省消防庁を経由)から全国の自治体へ瞬時に伝達するシステムです。
また、上記ルートとは別に、国から直接携帯電話会社に配信したJアラート情報を個々の携帯電話利用者にメール(エリアメール・緊急速報メール)で伝達する方法もあります。
試験放送の実施について
国は、緊急情報の伝達手段である「全国瞬時警報システム(Jアラート)」を全国的に起動させ、機器の稼働状況を確認し、緊急時にも情報伝達が確実に行えるようにするため、試験放送を年に数回実施されます。
この放送に伴い、市民のみなさまに避難等をしていただく必要はありません。
なお、試験放送時には下記設備から訓練放送が流れます。
- 市役所本庁舎、保健福祉センター「陽だまり」、中央公民館の館内放送
- 市役所本庁舎の屋外スピーカー
みなさまのご理解とご協力を、よろしくお願いします。
令和5年度訓練実施予定
(1)全国一斉情報伝達訓練
- 6月7日(水曜日)午前11時00分頃
- 8月23日(水曜日)午前11時00分頃
- 11月15日(水曜日)午前11時00分頃
- 令和6年2月9日(金曜日)午前11時00分頃
(2)緊急地震速報訓練
- 6月15日(木曜日)午前10時00分頃
- 11月2日(木曜日)午前10時00分頃
災害発生や気象状況によって、試験を中止する場合があります。
訓練放送内容
(1)全国一斉情報伝達訓練
- 上りチャイム
- 「これは、Jアラートのテストです。」(3回繰り返し)
- 下りチャイム
(2)緊急地震速報訓練
- 上りチャイム
- 「ただいまから、訓練放送を行います。」
- 緊急地震速報チャイム
- 「緊急地震速報。大地震(おおじしん)です。大地震です。」
- 「これは訓練放送です。」
(3~5は3回繰り返し) - 「これで訓練放送を終わります。」
- 下りチャイム
日頃から備えましょう
災害はいつ、どこで発生するかわかりません。特に地震は台風等と違い、いつ災害が発生するか具体的な予測が出来ないため、日頃の備えが特に重要です。家具・住まいへの対策や非常用持ち出し品の準備に加え、災害時に情報を取得する手立てを準備しておきましょう。
また、有事の際に落ち着いて行動するために、日頃から正しい防災知識を身に付けましょう。
例えば自分がよく利用する場所(学校、職場など)でどうすれば身を守れるかイメージしておき、短い時間で本当にその行動がとれるのか、実際に行動して確認してみましょう。
地震防災訓練としては「シェイクアウト訓練」という2008年にアメリカで始まった取り組みが有効です。
奈良県では毎年7月に、地震から身を守るための3つの安全行動(姿勢を低く、頭を守って、揺れが収まるまでじっとする)を職場、学校、外出先などで約1分間行う訓練を実施しています。
更新日:2023年03月15日