土砂災害の場合
土砂災害に注意しよう
土砂災害の種類と前ぶれ現象を理解して、早めに避難しましょう。
土砂災害の種類
土石流
長雨や集中豪雨などで、山腹や渓流の石や土砂が一気に下流へ押し流されます。
強大な威力と圧倒的なスピードで、進行方向にあるものを次々とのみ込み、破壊させていきます。
土石流の前ぶれ(目安)- 山鳴りがする。
- 雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
- 川の流れが濁ったり、流木が混ざり始める。
- 腐った土の臭いがする。 など
急傾斜地の崩壊(がけ崩れ・山崩れ)
雨水がしみ込んで、やわらかくなった斜面が急激に崩れ落ちます。
日本で最も多い土砂災害です。
急傾斜地の崩壊の前ぶれ(目安)- 崖からの水が濁る。
- 地下水やわき水が止まる。
- 斜面のひび割れ、変形がある。
- 小石が落ちてくる。 など
地すべり
ぜい弱な地質の土地に豪雨が降り、ゆるくなった斜面の一部が、地下水の影響と重力でゆっくり下方へ移動する現象です。
ひとたび発生すると、家屋や道路、鉄道など広範囲に被害を与えます。
地すべりの前ぶれ(目安)
- 地面にひび割れができる。
- 井戸や沢の水が濁る。
- 崖や斜面から水が吹き出す。
- 家やよう壁、樹木電柱が傾く。
- 家やよう壁に亀裂が入る。 など
更新日:2022年03月01日