第1回大和さくらいブランド認定品決定
桜井市”初”となる「大和さくらいブランド認定品」が決定しました。 認定となられた方々が市役所に集まり、松井市長より認定書が授与されました。


認定品はこちらの7品です。

申請者:株式会社白玉屋榮壽 代表取締役社長 石河 敏正 氏
名物「みむろ」は江戸時代弘化年間(1844~8年)に初代の白玉屋榮壽氏が始めて以来170年間にわたって一子相伝七代に受け継がれてきたものです。 菓名は、大神神社の御神体山である三諸(みむろ)山にちなんだもので、大納言小豆の香り高き餡と焼きたてのもち米の芳しさとの味の調和を賞味され、昔から大和上街道の宿場街の銘菓として親しまれてきました。

申請者:大前 英二 氏(柿の葉すし山の辺)
「柿の葉すし」は、江戸時代に熊野灘で捕れた鯖とすし飯を奈良の名産である柿の葉で包み、型押したものが柿の葉すしで奈良の郷土料理として伝わってきたものです。柿の葉は山の辺の道沿いの桧原神社付近で収穫されたものを使用しています。

申請者:山戸 和宏 氏(とろろめし 山和)
原材料に奈良県特産大和黒皮丸芋を使用し、濾し餡は桜井市内で作られたものを使っています。大神神社の「撫で兎」にあやかって、うさぎの形をしています。 機械を使わず、ひとつひとつ手作りで、添加物を使わず、原材料の芋、米粉、砂糖、濾し餡で作られています。

山戸 和宏 氏 (とろろめし 山和)と 瀧野 太郎 氏 (Ibasho)
肉類を使わない、サラダ感覚で食べるほぼ野菜のバーガーです。原材料には奈良県産「大和芋」そして桜井の「三輪素麺」を使用しています。バンズ部分を桜の形にすることで桜井をイメージできるようにしています。三輪山に上る名月をイメージし、万葉集、古事記・日本書記にも月との関連が多くみられることから商品名が付けられました。
※「三輪の月バーガー」は、大和さくらいブランド認定の取り下げの申請があり、現在販売されておりません。申請者:西内 康雄 氏(西内酒造)

貴醸酒は、原料米に奈良県産キヌヒカリを使用し、仕込み水の代わりに清酒を使用して醸造します。このお酒のルーツは昔、朝廷で作られていたことにさかのぼり、シオリ法という伝統的製法で作られます。この製法に関しては、「科学技術庁長官賞」を受賞した経歴もあり、 このお酒は奈良県では西内酒造のみで製造されています。特徴は、まろやかに熟成しており、とろりとした黄金色で甘口の美味しいお酒で後味がすっきりしています。
卑弥呼の里と言われる桜井にふさわしいお酒を作りたいとの思いから生まれた、「これぞ桜井」という美しい桜色をしたお酒です。古代米の黒米にはアントシアニン系の色素が含まれ、目の疲れに効果があることやビタミン・ミネラルなどを多く含むため健康に良いとされています。この黒米を原料米の一部に用いて作られたこのお酒は、透明感のある華やかで独特の香りを持ち、酸味と甘みのバランスが取れています。

申請者:共栄印刷株式会社代表取締役 堀井 清孝 氏
江戸時代、伊勢参りの人々が往来してにぎわった桜井市黒崎付近で江戸時代に人々に親しまれた「女夫(めおと)饅頭」を復元して販売されています。 江戸時代の旅のガイドブックともいえる「西国三十三所名所図絵」に「大和の代表的な菓子」として紹介されています。このお饅頭は三層でできており、上は白い上用饅頭、下はピンク色の酒饅頭、真中には粒餡が入っています。
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更新日:2022年03月01日