農薬の安全使用について

農薬は農作物を病害虫や雑草などから守り、農業の生産性を高めるために重要な生産資材のひとつです。しかしながら、使用方法を誤ると農薬使用者や周辺住民、周辺環境に悪影響を及ぼすことがあるため、使用基準等を遵守し安全かつ適正な使用に努めましょう。

農作物に農薬を使用される際は以下の事を守りましょう。

1.農薬のラベルの表示内容を十分確認し、定められた用法用量を遵守するとともに、飛散防止対策を徹底しましょう。

2.農薬散布に使用した機材は使用後、その都度洗浄しましょう。

3.農薬を使用するごとに、使用年月日、使用場所、作物名、農薬の種類・名称、単位面積当たりの使用量等を正確に記録しましょう。

農薬の適正使用については下記のホームページもご覧ください。

農薬の飛散によって周辺住民とトラブルになることがあります。周辺住民に健康被害等が生じないよう、農薬の飛散に十分な配慮をするために下記の事を守りましょう。

1.農薬を散布する前に、周辺に住んでいる方等へ十分な時間的余裕をもって幅広く周知を行いましょう。

2.農薬の散布は、周辺住民に影響が少ない風が弱い日や時間帯を選び、散布時は風向きやノズルの向き等に注意し、ほ場外への飛散が発生しないようにしましょう。

3.農薬散布区域の近隣に学校、通学路がある場合は、事前に学校や保護者に周知し、子どもに影響が出ないように十分配慮をしましょう。

4.農薬散布区域の近隣に化学物質に過敏な方が住んでいる可能性も考慮し、十分な配慮をしましょう。

住宅地等での農薬使用については下記ホームページもご覧ください。