令和3年度の予算・主な施策内容

桜井市の予算は、大きく分けて、一般会計、各特別会計、公営企業会計で成り立っています。

一般会計は、福祉や健康、教育、産業、建設、防災といった一般的な事業の会計で、主に市税や国・県支出金、地方交付税、市債などでまかなっています。その規模は、昨年度と比べて3.2％減の233億7,100万円となりました。

特別会計は、5つの特定の事業があります。これらの会計では、事業に必要な支出とこれに対する保険税や使用料などの特定の収入でまかない、一般の会計と独立して経理を行います。特別会計全体では、昨年度から4.3％増の137億762万円となりました。

公営企業会計は、市民の皆様に水道水の供給を行っている水道事業の会計と、下水道を維持・管理している下水道事業の会計からなり、その規模は昨年度と比べて7.1％増の49億8,907万円となりました。

予算書は、市役所3階総務課内情報公開コーナーまたは、市立図書館で閲覧できます。また、このページ下部にも掲載しています。

以下の表内数値はいずれも、端数整理のため、合計などが一致しない場合があります。

※市税のうち目的税である都市計画税、地方特例交付金のうち新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の一部は、都市計画事業・下水道事業などに使われます。

• 扶助費……障がい者、児童などに対する医療費援助や各手当、生活保護費など
• 人件費……職員給与や議員報酬など
• 公債費……市が借り入れた地方債の元金・利子および一時借入金の利子

その他の経費

• 物件費……光熱水費、事務用品など消費的性質の経費
• 補助費等…広域消防組合への負担金や、団体等を補助する経費
• 繰出金……一般会計と特別会計、または特別会計相互間で支出される経費
• 積立金……基金への積立金
• その他……維持補修費、貸付金など

◆新型コロナウイルスワクチン接種 市民への新型コロナウイルスのワクチン接種について、ワクチンの供給が可能となった際に、国の接種基準に基づき速やかに接種が可能となるよう、接種体制の準備を進めます。

◆新庁舎の建設 新庁舎は令和3年度の完成、令和4年度には外構部分も含めたグランドオープンを目指しています。令和3年度は、2年度に引き続き新庁舎の建設工事、秋以降には現本庁舎の除却工事を行います。また、新庁舎で使用する備品等の購入を行います。

◆教育環境の充実 中学生の学力向上を目的とした、学校教育活動の支援を行う指導員の配置を行います。また、経済的理由により就学困難な児童生徒の保護者に対し支給する入学準備金について、「卑弥呼の里・桜井ふるさと寄附金」を活用し、金額の増額を行います。

◆市民との協働によるまちづくり 「卑弥呼の里・桜井ふるさと寄附金」を活用し、市民活動団体の公益的な事業に市民協働推進補助金を交付します。また、桜井市の観光振興に寄与する事業に対して、市民協働推進補助金（観光事業）を交付します。

◆纒向遺跡をはじめとする史跡活用への取組 史跡 纒向遺跡の公有化、特別史跡 山田寺跡の保存活用計画を策定します。また、「企業版ふるさと寄附金」及び「卑弥呼の里・桜井ふるさと寄附金」を活用し、桜井市の魅力をアピールするため山田寺跡・纒向遺跡魅力発信事業を行います。

◆保健事業と介護予防の一体的実施 健康診査の結果をもとにした個別的支援や、地域住民主体の「通いの場」への支援、健康状態不明者の確認の3点を軸とした保健事業と介護予防の一体的実施を推進します。

◆安全な橋梁・通学路のために 安心・安全な生活環境確保のため、国の交付金や「卑弥呼の里・桜井ふるさと寄附金」等を活用し、橋梁の長寿命化対策や通学路の安全対策、舗装補修工事、小規模修繕や交通安全施設の設置等を行います。

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