HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について

更新日:2024年04月01日

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)とは

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンがHPVワクチンです。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は特殊なウイルスではなく、多くの人が感染し、その一部が子宮頸がん等を発症します。子宮頸がんの約50~70%はHPV16、18型の感染が原因です。

子宮頸がんは20~30代で増加しているのが特徴で、ごく初期のがんを除いては子宮摘出となる可能性があり、その場合は妊娠や出産に影響します。

 

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~

(厚生労働省ホームページ)

HPVワクチンに関するQ&A

(厚生労働省ホームページ)

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の接種について

対象者

 

接種期間(令和6年度)

生年月日

接種期限

平成9年4月2日~平成21年4月1日

令和7年3月31日

平成21年4月2日~平成22年4月1日

令和8年3月31日

平成22年4月2日~平成23年4月1日

令和9年3月31日

平成23年4月2日~平成24年4月1日

令和10年3月31日

平成24年4月2日~平成25年4月1日

令和11年3月31日

定期接種(小学6年生~高校1年生)の方へ

接種対象者

小学6年生から高校1年生相当の女子

(注)接種時に桜井市に住民登録のある方

接種期間

小学6年生の4月1日から高校1年生相当の3月31日まで

 

参考) 厚生労働省作成リーフレット

         (各リンクをクリックすると、厚生労働省ホームページ上のPDFへ移動します)

キャッチアップ接種の方(HPVワクチンの接種を逃した方)へ

接種対象者

平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性

(注)接種時に桜井市に住民登録のある方、HPVワクチン未接種の方が対象となります。(一回接種済み、二回接種済みの方は残り回数が対象となります。)

 

接種期間

令和4年4月1日~令和7年3月31日

 

キャッチアップ接種について詳しく知りたい方へ

「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~」

(厚生労働省ホームページ)

 

厚生労働省作成リーフレット(リンクをクリックすると、厚生労働省ホームページ上のPDFへ移動します)

接種種類・接種間隔

種類

HPVワクチンには、9価ワクチン「シルガード9」、4価ワクチン「ガーダシル」、2価ワクチン「サーバリックス」の3種類があります。

委託医療機関で相談し、接種できるワクチンを接種してください。

 

接種間隔

サーバリックス(2価ワクチン)

【接種回数】3回

【接種間隔】

(標準的な接種間隔)1か月あけて2回目を接種。

1回目から6か月以上あけて3回目を接種する。

【上記の方法をとることができない場合】

1か月以上あけて2回目、1回目から5か月以上、かつ2回目から2か月半以上あけて3回目を接種する。

 

ガーダシル(4価ワクチン)

【接種回数】3回

【接種間隔】

(標準的な接種間隔)2か月あけて2回目を接種。

1回目から6か月以上あけて3回目を接種する。

【上記の方法をとることができない場合】

1か月以上あけて2回目、2回目から3か月以上あけて3回目を接種する。

 

シルガード9(9価ワクチン)

令和5年度より定期接種に追加されました

9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について

(厚生労働省ホームページ)

【接種回数】

接種開始年齢によって接種回数が異なります。

(1)1回目を15歳までに接種する場合…2回または3回

(2)1回目を15歳以上になってから接種する場合…3回

【接種間隔】(標準的な接種間隔)

(1)2回接種の場合(1回目を15歳までに接種する場合のみ)

  6か月あけて2回目を接種。

(1回目から2回目までの接種間隔は最低5か月以上とし、5か月未満で2回目を接種した場合は合計3回の接種が必要)

(2)3回接種の場合

2か月あけて2回目を接種。

1回目から6か月以上あけて3回目を接種する。

【上記の方法をとることができない場合】

1か月以上あけて2回目、2回目から3か月以上あけて3回目を接種する。

 

(注意1)HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、原則、初回の接種で使用した同一ワクチンで、3回の接種を完了してください。

(注意2)2価または4価ワクチンでの接種途中の場合、同一ワクチンでの接種完了を原則としますが、医師と相談のうえ、途中から9価ワクチンに変更することも可能です。

(注意3)医療機関によって取り扱うワクチンが異なります。直接医療機関へお問い合わせください。

(注意4)初回接種から3回目の接種までは、6か月程度を要しますので計画的に接種してください。

接種できる医療機関

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を自費で受けられた方へ

定期接種の対象を過ぎて、高校2年相当以降にHPVワクチン(サーバリックス・ガーダシル)を国内にて自費で受けた方は、かかった費用のうち規定の額を払い戻すことができます。

対象者

次の1~4の要件を全て満たす方

  1. 平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女子で、令和4年4月1日時点で 桜井市に住民登録がある方
  2. 16歳(高校1年生相当)となる年度の末日までに子宮頸がん予防ワクチンの定期接種を3回完了していない方
  3. 17歳(高校2年生相当)となる年度の初日から令和4年3月31日までに国内の医療機関において2価ワクチン(サーバリックス)または4価ワクチン(ガーダシル)の接種を自費で受けた方((注意)9価ワクチン(シルガード9)は償還払いの対象外です。)
  4. 令和4年4月1日以降、償還払いを受けようとする接種回数分についてキャッチアップ接種によるHPVワクチンを受けていない

(注意)令和4年4月2日以降に桜井市に転入された方は、4月1日時点で住民登録がある自治体にお問い合わせください。

申請受付期間

令和4年10月1日~令和7年3月31日まで

申請方法

以下のものを全て揃えてけんこう増進課の窓口または郵送にて申請ください。

1.ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書

2.接種費用の支払いを証明する書類(領収書など) (注意)原本に限ります。

3.予防接種記録(母子健康手帳の「予防接種の記録」欄または接種済証など)

接種記録をお持ちでない場合のみ、接種医療機関で「ヒトパピローマウイルス感染 症に係る任意接種償還払い申請用証明書」の交付を受け、原本を提出してください。なお、 医療機関で証明書を発行してもらう際に文書料が必要となる場合がありますが、発行に係る費用については償還払いの対象外です。

4.申請者の氏名、生年月日、住所が確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証、住民票など)

(注意)申請者が被接種者と異なる場合は双方のものが必要です

5.振込先口座の通帳又はキャッシュカードの写し(口座番号等確認用)

助成額

接種費用の実費相当額(最大3回分)

なお、「接種費用の支払いを証明する書類」の提出ができない場合は、桜井市の定める額を助成しま

20歳になったら子宮頸がん検診を受けましょう

子宮頸がんの一部はHPVワクチンの接種により予防できますが、すべての型の感染を防ぐことはできません。そのため、感染していたとしても早期に発見できるよう、ワクチンだけでなく、20歳になったら子宮頸がん検診を受けることも大切です。

 

桜井市ホームページ がん検診について

HPVワクチン接種後に異常があるとき

HPVワクチンを接種した後に、気になる症状が出たときは、まずは接種医療機関などにかかっていただきますようお願いいたします。

 

厚生労働省作成リーフレット(リンクをクリックすると、厚生労働省ホームページ上のPDFへ移動します)

ワクチンを受けた後は、体調に変化がないか十分に注意してください

保護者が同伴しない場合

13歳以上16歳未満の方への予防接種について、保護者の同伴なしでも接種は可能ですが、同意書が必要です。お子様が一人で予防接種を受ける場合、子宮頸がん予防ワクチン予防接種を受けるに当たっての説明をよく読み、理解し、納得してお子様に予防接種を受けさせることを希望する場合には、予診票を同意書を記入漏れのないように完成させ、両方とも医療機関に提出してください。

相談窓口

「感染症・予防接種相談窓口」では、HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他の感染症全般について、相談にお応えします。

電話番号:03-5276-9337

受付時間:午前9時から午後5時まで(土日祝日、年末年始を除く)

(注意)この相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者によって運営されています。

(注意)行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。

お問い合わせ

桜井市役所 福祉保健部 けんこう増進課 はつらつ保健係
〒633-0062 桜井市大字粟殿1000-1
電話:0744-42-9111(内線471)
ファックス:0744-45-1785
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