市民会館及び中央公民館の耐震診断の結果について
桜井市では、新耐震基準(昭和56年施行)以前の基準で施工された桜井市民会館及び桜井市立中央公民館について、耐震性を確認するため令和2年度に耐震診断を実施しました。
1.施設概要について
桜井市民会館 | 桜井市立中央公民館 | |
竣工年度 | 昭和56年 | 昭和56年 |
所在地 | 桜井市大字粟殿202番地 | 桜井市大字粟殿202番地 |
用途 | 公民館集会室 | 公民館 |
延床面積 | 3933.31平方メートル | 2409.86平方メートル |
構造 | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) |
階数 | 地上4階地下2階 | 地上4階 |
その他 | ホールは特定天井 |
2.耐震診断の種類・指標について
(1)耐震診断の種類
第2次診断=個別の建物の耐震性能を詳細に評価する診断方法
(2)耐震診断の指標について
建築物の耐震性能は、Is値(構造耐震指標)で表されます。耐震診断の結果、建物の粘り強さに形状や経年等を考慮して算出される指標で、各建物での最小値~最大値を標記します。この値が大きいほど耐震性が高いとされています。 ただし、旧耐震基準(昭和56年5月以前)の建築物で、違法に建築されたものや劣化が放置されたものでない限りは、震度5強程度の中規模地震で多少の損傷が生ずるものの、倒壊する恐れは低いとされています。
Is値0.3未満 | 大規模な地震(注1)の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い |
Is値0.3以上0.6未満 | 大規模な地震(注1)の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある |
Is値0.6以上 | 大規模な地震(注1)の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い |
(注1)大規模な地震とは、震度6強から震度7に達する程度の地震を想定しています。
3.耐震診断の結果について
今回の耐震診断は、一般財団法人なら建築住宅センター耐震診断委員会に委託し、令和3年1月26日に下記の判定結果を受理いたしました。
桜井市民会館 | 桜井市立中央公民館 | |
目標値 | Is値0.75以上 | Is値0.75以上 |
Is値 | 0.19 (0.19~2.18) | 0.35 (0.35~1.53) |
各建物のうち構造耐力上主要な部分の地震に対する安全性は、Is値の最小値をもって判断されます。
お問い合わせ
桜井市教育委員会事務局 社会教育課 生涯学習・スポーツ振興係
〒633-8585 桜井市大字粟殿432-1
電話:0744-42-9111(内線8211・8212)
ファックス:0744-45-0962
メールフォームによるお問い合わせ
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更新日:2022年03月01日