令和2年度の予算・主な施策内容

更新日:2022年03月01日

令和2年度予算の概要

桜井市の予算は、大きく分けて、一般会計、各特別会計、公営企業会計で成り立っています。

一般会計は、福祉や健康、教育、産業、建設、防災といった一般的な事業の会計で、主に市税や国・県支出金、地方交付税、市債などでまかなっています。その規模は、昨年度と比べて2.1%増の241億4,600万円となりました。

特別会計は、5つの特定の事業があります。これらの会計では、事業に必要な支出とこれに対する保険税や使用料などの特定の収入でまかない、一般の会計と独立して経理を行います。特別会計全体では、昨年度から2.0%増の131億4,824万円となりました。

公営企業会計は、市民の皆様に水道水の供給を行っている水道事業の会計と、下水道を維持・管理している下水道事業の会計からなり、その規模は昨年度と比べて2.5%減の46億5,881万円となりました。

予算書を閲覧できます

予算書は、市役所3階総務課内情報公開コーナーまたは、市立図書館で閲覧できます。また、このページ下部にも掲載しています。

各会計予算まとめ

以下の表内数値はいずれも、端数整理のため、合計などが一致しない場合があります。

 

令和2年度一般会計

令和2年度一般会計 総額 241億4,600万円

 

歳入予算の区分別予算額
区分 予算額
市税 62億5万円
繰入金 8億1,191万円
使用料及び手数料 6億7,537万円
諸収入 4億9,152万円
財産収入 1億7,230万円
分担金及び負担金  1億6,232万円
寄附金 1億5,200万円
自主財源 計 86億6,547万円
地方交付税 58億2,000万円
国庫支出金 36億6,134万円
市債 28億6,654万円
県支出金 16億541万円
地方消費税交付金 11億4,300万円
地方譲与税 1億8,614万円
配当割交付金 5,900万円
地方特例交付金 4,800万円
株式等譲渡所得割交付金 3,300万円
環境性能割交付金 1,800万円
法人事業税交付金 1,400万円
利子割交付金 960万円
ゴルフ場利用税交付金 900万円
交通安全対策特別交付金 750万円
依存財源 計 154億8,053万円
合計 241億4,600万円

※市税のうち、都市計画税は目的税として都市計画事業・下水道事業などに使われます。

 

歳出予算の目的別予算額
区分 予算額
民生費 84億667万円
総務費 42億2,931万円
公債費 24億4,048万円
衛生費 24億3,249万円
教育費 18億8,968万円
諸支出金 17億4,194万円
土木費 9億4,340万円
消防費 9億3,090万円
商工費 4億9,880万円
農林業費 3億7,826万円
議会費 2億2,662万円
その他 2,745万円
合計 241億4,600万円

性質別に見る歳出の種類

性質別に見る歳出の種類

義務的経費 … 支出が義務付けられた経費

義務的経費
  • 扶助費……障がい者、児童などに対する医療費援助や各手当、生活保護費など
  • 人件費……職員給与や議員報酬など
  • 公債費……市が借り入れた地方債の元金・利子および一時借入金の利子

※人件費については、会計年度任用職員制度の導入により、令和元年度予算に比べて増加しています。

その他の経費

その他の経費
  • 物件費……光熱水費、事務用品など消費的性質の経費
  • 繰出金……一般会計と特別会計、または特別会計相互間で支出される経費
  • 補助費等…広域消防組合への負担金や、団体等を補助する経費
  • 積立金……基金への積立金
  • その他……維持補修費、貸付金など

投資的経費 … 道路整備や施設整備など普通建設事業や災害復旧事業に支出される経費

投資的経費

 

歳出予算の性質別予算額
区分 予算額
義務的経費 扶助費 57億5,588万円
人件費 46億4,549万円
公債費 24億4,017万円
その他 物件費 43億2,597万円
補助費等 21億4,187万円
繰出金 20億3,215万円
積立金 3億1,692万円
その他 2億3,585万円
投資的経費 普通建設事業費 22億3,425万円
災害復旧事業費 1,745万円
合計 241億4,600万円

 

令和2年度に取り組む主要な事業を紹介します

◆新庁舎の建設に向けた取り組み 新庁舎は、令和3年度の完成を目指しています。令和2年度は、令和元年度から引き続き建設工事を進めます。また、現本庁舎の解体を実施するための設計を行います。

◆第6次総合計画の策定 桜井市の特性を活かしたまちづくりを行うための指針となる、第6次総合計画の策定を行います。

◆空き家ワンストップ相談窓口の開設 近年増加傾向にある空き家について、専門家団体と連携し、空き家相談者に具体的な手法や経済的な試算を含めた様々な情報の提供を行います。

◆予防接種の充実 ロタウイルスワクチン予防接種が定期接種に追加され、さらに同学年でありながら定期接種の対象とならない乳児を対象に、ロタウイルスワクチンの任意予防接種費用を助成します。

◆多武峰公衆便所のリニューアル 主要な観光地にあり、多くの観光客が利用するにも関わらず、老朽化が目立っており、また和式が多く不便であった多武峰公衆便所を洋式化し、リニューアルします。

◆鳥見山緑地公園の整備 市民の憩いの場、環境学習の場として、鳥見山緑地公園の整備を継続的に進めていきます。令和2年度は、園路保護工事を行います。

◆纒向遺跡等国指定史跡の取り組み 国史跡に指定された纒向遺跡の公有化を継続して実施するとともに、特別史跡山田寺跡の保存活用計画の策定を行います。

◆まちづくりの取り組み

・近鉄大福駅周辺地区 奈良県と共に目指す「高齢者や子育て世代が地域に活き活きと住み続けられる多世代居住のまち」の実現に向け、奈良県が進めている県営住宅桜井団地の高層化建替えによってできる余剰地の活用について調査検討を行います。

・長谷寺門前町周辺地区 魅力あるまちなみ環境づくりのための整備工事、歩行者が安心して歩ける長谷寺参道の実現のための調査検討、初瀬のまちなかに観光客を誘導するための観光案内板等の整備工事、賑わい再生に寄与する事業への補助を行います。

・大神神社参道周辺地区 観光案内誘導施設の整備、参道沿いやまちなかでの商業施設整備に向けた調査検討を行います。

・中和幹線粟殿近隣周辺地区 子育て支援を充実させるために、桜井中央児童公園(シャルトル公園)の再整備を引き続き実施します。

令和2年度 予算書

過年度の予算・主な施策内容

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