台風や集中豪雨に備えよう
集中豪雨は梅雨前線の停滞や台風などが原因で、同じ場所で短時間から数時間にわたって大量の雨をもたらします。また、全国で毎年のように発生している線状降水帯では、土砂災害や河川の氾濫の可能性が高まります。
ですが、台風など事前に発生する予想ができる災害については、正しい情報を取得し、早めに備えをすることで、最小限の被害に抑えることが可能です。以下の点に注意し、備えをお願いします。
備えの一例
- 非常持ち出し品をまとめておく
- 避難情報を正しく理解する
- 正しい情報を取得する
- 家庭防災会議を開く
- 車のガソリンは半分になったら給油する
非常持ち出し品をまとめておく
万が一のときに、すばやく避難できるよう日頃から準備しておきたい非常持ち出し品の一例を紹介します。
なお、非常持ち出し品は、袋などにまとめて入れておき、いつでも持ち出せる場所に置いておきましょう。
一次持ち出し品
災害が発生して、避難するとき、最初に持ち出すものです。
普段から非常持ち出し袋を用意しておきましょう。
非常食
缶詰・レトルト食品など火を通さなくても食べられるもの、飲料水、粉ミルク、水筒など
アレルギーのある方への配慮も忘れずに
携帯用ラジオ・懐中電灯
予備電池は多めに準備
応急医薬品
絆創膏、傷薬、包帯、風邪薬、胃腸薬、鎮痛剤、消毒液 など
持病のある方やお年寄りの常備薬も忘れずに
貴重品
現金(10円硬貨も)、預貯金通帳、印かん、免許証、健康保険証、権利証書 など
その他
下着、上着などの衣類、タオル、ちり紙、ウェットティッシュ、マスク、紙おむつ、生理用品、モバイルバッテリー、ライター、メガネ、使い捨てコンタクトレンズ、入れ歯 など
二次持ち出し品
災害復旧までの数日間(7日間程度)を自足できるように準備するものです。
飲料水
ペットボトルや缶入りのミネラルウォーター
飲料水は1人あたり1日3リットルを目安に
食品
米(缶詰やレトルト、アルファ米も便利)、缶詰やレトルトのおかず、ドライフーズ、菓子類、梅干し、調味料 など
お年寄りや乳幼児の食品も忘れずに
燃料
カセットコンロ、ガスボンベ、固形燃料、石油ストーブ など
その他
毛布、寝袋、洗面用具、なべ、やかん、ポリタンク、バケツ、アウトドア用品、コンタクトレンズや入れ歯の洗浄剤 など
正しい情報を取得する
- 桜井市安心安全システム
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- 奈良県災害リスク情報システム
- 川の防災情報(国土交通省)
更新日:2024年08月30日