飼い主のいない猫のTNR活動について
飼い主のいない猫に関する相談が増えており、その対策として公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR (Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのように V 字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
「TNR活動」とは
TNR(捕獲/Trapし、不妊・去勢手術/Neuterを行い、さくら耳カットをして、元の場所に戻す/Return)を行い、さかり声によるうるささや、糞尿のにおいが減少し、さらに繁殖を防ぐことで、トラブルを解決していく方法です。
「さくらねこ」とは
不妊・去勢手術のしるしとして、耳先をさくらの花びらの形にカットした猫のことです。この耳のことをさくら耳といいます。 しるしをつけることで手術済みであることと、面倒を見ている方がいるねこであることがわかります。
「公益財団法人どうぶつ基金」とは
公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育法の指導・動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の建設に寄与することを目的とし、各種事業を行う団体です。
更新日:2022年12月28日