寄附金の使い道(事業紹介)
みなさまからいただいた寄附金は、下記の事業の推進に活用させていただきます。
- 纒向遺跡の調査研究・保存活用に関する事業
- まちづくりに関する事業
- 産業または観光の振興に関する事業
- 自然環境の保全に関する事業
- 医療または福祉の充実に関する事業
- 教育または文化の振興に関する事業
- 防災または消防に関する事業
- 特に寄附金の使い道を指定しない(市長に一任)
1.纒向遺跡の調査研究、保存活用等に関する事業

纒向遺跡のイメージ図(寺沢 薫氏画)
纒向遺跡出土の最古の木製仮面
纒向遺跡発掘現場の現地説明会
纒向遺跡巡りウォーキング

出土遺物の整理作業

遺跡の発掘現場(箸墓古墳の渡り堤) 女王卑弥呼の国、邪馬台国か・・・?
時は3世紀ごろ、神話から歴史へと移りゆく時代。三輪山の麓に我が国最初の強大な王権である「ヤマト王権」が誕生し、やがて日本という古代国家へと成長しました。
ヤマト王権誕生の地・日本の国のはじまりの地として、日本の古代史解明の鍵を握っているともいわれる纒向遺跡の調査・研究、保存整備を行います。
また、これらの成果を社会へ還元するとともに、魅力ある地域創造とまちづくりを図ります。
この事業に寄附していただいた方への特典として、遺跡調査や研究・活動内容などについての年次報告書をお届けしています。 年次報告書の送付を希望される方は、寄付申込書の「纒向考古学通信の送付希望」欄にチェックをお願いします。
「卑弥呼の宮殿跡に柱を立てて復元する」プロジェクトに活用しました。
2.まちづくりに関する事業について
奈良県とまちづくり連携協定を結び、「大神神社参道周辺地区のまちづくり」、「長谷寺門前町周辺地区のまちづくり」、「桜井駅周辺地区のまちづくり」などを行います。
「大神神社参道周辺地区のまちづくり」では、参道らしさを感じさせるまちなみの形成や魅力の集約・連続性の確保による賑わいの創出、さらに四季の彩り・人々の営みが息づく空間の演出に向けての整備を行います。将来、沿道では伊勢神宮内宮前のおかげ横丁や出雲大社の神前通りのような賑わいを創出してまいります。
「長谷寺門前町周辺地区のまちづくり」では、早稲田大学と連携し、長谷寺を中心に観光振興を柱にまち興しを図り、門前通りの活性化につながる事業を行います。魅力あるまちなみをつくるための環境整備として、「桜の馬場」の整備や歩行者が安心して歩ける長谷寺参道の整備をおこない、賑わい再生事業をおこないます。
桜井駅南の本町通りは、昔、旧伊勢街道の宿場町として栄えました。「桜井駅周辺地区のまちづくり」では、その賑わいと駅前の活性化に取り組むための事業に活用いたします。2019年5月11日には、桜井駅前のエルト桜井がリニューアルオープンし、ボーネルンド社がプロデュースする西日本最大の子どもたちのあそび場「ひみっこぱーく」、子育てのサポートを行う「ドレミの広場」や、健康づくりをサポートする「健康ステーション」が新たに整備されます。
また、中和幹線粟殿近隣周辺地区のまちづくりとして、地域交流広場等の整備や中央児童公園(シャルトル公園)の再整備を行います。
さらに、市民のみなさんが取り組む新たな公益活動を応援する事業補助制度「桜井市市民協働推進補助金」として活用いたします。2018年度では12事業が採択されました。(例)「ぼくら、わたしら『ふるさとアドベンチャーハイク』3

大神神社参道周辺地区のまちづくりイメージ図です。
3.産業または観光の振興に関する事業
桜井市は、日本の歴史文化発祥の地であり約1300年前に生まれた日本の伝統食「三輪素麺」があります。また、市内には日本最古の神社「大神神社」をはじめ、真言宗豊山派総本山である花の御寺「長谷寺」、大化の改新ゆかりの地である多武峰の「談山神社」、「安倍文殊院」、「聖林寺」、最古の古道「山の辺の道」など数多くの観光資源があります。これらの歴史・伝統・文化を守り、発展させるための事業・取組みなどに活用させていただきます。
2018年度では、インバウンド誘致事業や桜井うまいものグランプリ「桜井市場~ん」の開催に活用させていただきました。
2019年度では、桜井駅南口広場の整備等に活用させていただきます。

長谷寺の「だだおし」です。
4.自然環境の保全に関する事業
森林の大切さを子どもたちが学ぶための「森林環境教育体験学習事業」の実施や、美しい自然環境を守るための事業に活用させていただきます。

美しい自然環境を守るための事業に活用させていただいております。
5.医療または福祉の充実に関する事業
医療または福祉の充実、地域の課題解決に活用させていただきます。

医療の充実のために活用させていただいています。
6.教育または文化の振興に関する事業
伝統工芸品である「出雲人形」を生んだ出雲地区を全国に発信し、伝統文化の継承のため製作教室の開催をおこなったり、子どもたちのための絵本や郷土本の購入に活用させていただきます。
2019年度では、幼稚園の耐震補強やエアコンの設置、小学校3校の和式トイレの洋式化、郷土読本「わたしたちの桜井市」の作成などに活用させていただきます。
7.防災または消防の充実に関する事業
防災対策の備品や消防団の備品の充実に活用させていただきます。
8.市長に一任
その他、市長が必要と認める事業に活用させていただきます。
お問い合わせ
〒633-8585 桜井市大字粟殿432-1
電話:0744-42-9111(内線1713)
ファックス:0744-44-1816
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2023年06月30日